自己実現と社会貢献を志す人へ

先生&生徒のつぶやき

2024.11.01

阿蘓品感激!!名台詞第二弾!!

執筆者:教諭  阿蘓品 祐輝 阿蘓品先生

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
RITA学園高等学校S組の担任をしております、教員の阿蘓品です。

今回も自分の好きなものについて語ります。
私は【アニメ】が好きです。
特に『ドラゴンボール』『ガンダム』などが好きですが、今の自分の中での流行は『呪術廻戦』です。
アニメには心に残り、人生の励みになった台詞が数多くあります。
その一部をここで皆さんに共有することで、皆さんにとっての励ましになったり、何かのきっかけになったりすると良いなと思います。

ということで、今回の台詞はこちら・・・

「落ちこぼれだって必死で努力すりゃ
エリートを超えることがあるかもよ」

by 孫 悟空(カカロット)
[出展:ドラゴンボール(鳥山明 / 集英社)]

エリート戦士として生まれたサイヤ人の王子ベジータが、下級戦士として生まれたカカロットに対し、「きさまは落ちこぼれだ」と傲慢な態度で放った言葉に対するセリフです。

才能があろうと無かろうと、今の自分にできる努力を精一杯する。
一番大事な才能は努力ができることだと思います。
好きなことでも継続して努力することは中々難しいです。
それでも初心を忘れることなく、好きなことをいつまでも大事に続けていきたいと思います。
皆さんも努力の天才となれるよう、モチベーションの維持や、好きになったきっかけを忘れないよう、努力の仕方を工夫していきましょう!

2024.10.24

残りの学校生活《生徒のつぶやき》

執筆者:令和6年度 登校スタイル3年生  遠藤 築

僕がRITA学園高等学校に入学してからもうすぐ3年。
あと数ヶ月で僕たち3年生は授業がなくなり、卒業式まで学校に来ることはなくなります。

この学校に入学した日のことがついこの前のように感じます。
それほど学校生活が充実し、楽しかったのだと思います。

県外から一人でこの学校に来て、知り合いも先生しかいなくて不安なスタートでした。
しかし時間が経つごとに仲間との絆が芽生えていき、今ではすごく居心地のよい場所になりました。

僕らの高校生活はあと数ヶ月で終わってしまいます。
残りの時間を仲間と一緒に全力で楽しみます!

遠藤

2024.10.16

お米作りと秋祭り

執筆者:副校長  山下 久夫 山下先生

私は大阪でお米を作っています。
お米作りは私にとってとても大事な仕事の1つです。
今回は日本の米作りと神社の秋祭りについて考察したいと思います。

日本は古くから稲作と地域の神々との関わりを大切にして文化を受け継いできました。
我が家ではお米作りを親から子へ代々伝授しています。
わたしも父から全て教えていただきました。
また今私はその文化を自分の子供に教えています。
これによって我が家では日本伝統の稲作文化を伝承できていると思います。

稲刈り

先日、稲刈りが終わり収穫できたときには、大自然とご先祖様や周りの人たちに感謝の気持ちが自然と湧いてきました。
本当にありがとうございますという気持ちになりました。
地元では、稲刈りが終わると秋祭りの準備が始まります。
これは収穫への感謝と来年の豊作を祈る重要な行事です。
今まではあまり興味関心がなかったのですが、地元神社の『氏子総代』という役をしてから、一つひとつの神社の行事の大切さが少しずつわかるようになってきました。

祭り

日本では稲作文化と信仰が密接に結びついた結果、今もなお多くの地域でお祭りがおこなわれています。
これはとても大事な行事だと思います。
これからも多くの人がご先祖に感謝し、日本の伝統文化を大切に守り、子孫へ少しでも引き継いでいければ嬉しいなぁと思います。

2024.10.07

利他的偉人伝③「西郷隆盛~天を敬い人を愛した薩摩隼人~」

執筆者:教諭  藤原 彰将 藤原先生

利他的偉人伝、第三回は内村鑑三の著書『代表的日本人』にも選出されている、西郷隆盛を紹介します。

西郷隆盛といえば、明治維新の立役者として、歴史上の偉人の中でも非常に人気のある人物です。
1828年、薩摩藩(現在の鹿児島県)に生まれた西郷は、幕末という激動の時代に、改革を目指す志士たちと共に新しい日本を作るため奔走しました。
特に、薩摩藩と長州藩が協力して幕府に対抗する薩長同盟の締結や、大政奉還後の江戸城無血開城といった歴史的な出来事において、西郷隆盛の名前は必ず挙がります。
英雄的な活躍の一方で、彼には反政府思想を持つ薩摩士族のリーダーとして、明治政府軍と対立した「逆賊」としての側面もあります。

では、そんな多面的な顔を持つ西郷隆盛とは、どのような人物だったのでしょうか?
1868年、徳川幕府体制が崩壊し、明治新政府が樹立されると、西郷は新政府で重要な役職を務めました。
しかし、朝鮮との国交樹立を巡る問題で他の政府メンバーと対立し、数年で政府を去ります。
その後、西郷は地元鹿児島に戻り、私学校を設立して志ある若者を育て、日本の未来を担う人材の育成に力を注ぎました。
しかし、予期せぬ事態が西郷を待ち受けます。
政府に不満を抱いていた西郷の教え子たちが、政府の武器庫を襲撃する事件を引き起こしてしまったのです。
この事件をきっかけに、1877年、西郷を指揮官とする反政府軍と明治政府軍の間で西南戦争が勃発しました。
緒戦では善戦したものの、次第に薩摩士族軍は劣勢に追い込まれ、最終的には鹿児島県城山に追い詰められます。
政府軍の攻撃が激化する中、西郷は腹部に銃撃を受け、重傷を負いました。
瀕死の西郷は、自身の腹心である別府晋介に「晋どん、もうここらでよか。」と言い、東の方角に深々と頭を下げました。
その言葉に全てを悟った別府は、「ごめんなったもんし!」(申し訳ありません)と叫びながら、西郷の首を刎ねたと言われています。
享年51歳(満49歳)、壮絶な最期でした。

波乱万丈の人生を送った西郷隆盛。
その人生の根底には、一体何があったのでしょうか?
新しい日本を作るため、犬猿の仲であった長州藩と手を取り合い、江戸市民の生活を守るために江戸城無血開城を実現し、日本を守るために朝鮮との国交樹立を推進し、国の未来を思って私学校を設立しました。
さらには、教え子たちのために旧友と敵対し、命を落とすに至った西郷隆盛の生涯。
歴史的な事象だけを見れば、西郷隆盛は明治維新の英雄であり、政府を裏切った反逆者とも捉えられます。
しかし、彼の行動を見ると、それはすべて自分のためではなく、誰かや何かのためだったことが強く感じられます。

事象だけにとらわれるのではなく、「なぜ」「どのような思いで」先人たちは行動したのか。
この視点は、歴史を学ぶ上でとても重要な要素です。
西郷は「児孫のために美田を買わず」という言葉を残しています。
これは、自らが財産を残すと、子や孫がその恩恵に甘え、努力を怠るため、無闇に財産を残すべきではない、という意味です。
自らの利益や損得に振り回されることなく、信念を貫き続けた西郷の生き方こそ、我々日本人の在るべき姿を示しているのではないでしょうか。

西郷隆盛

2024.09.30

前向きに考え行動しよう!

執筆者:事務員  中川 英昭 中川事務員

“前向きな人”には、「一緒に仕事がしたい」「一緒に遊びたい」「一緒にいるとワクワクする」など、この人について行きたいと思います。
私もそんな人のなりたいと常々思っています。

皆さんは困難な状況にあった時、できない理由を先に考えたことはありませんか?
私はよくできない理由を探したり、言い訳したりすることがあります。

『前向きに考える』とはどういうことでしょうか?
例えば、皆さんの前に困難な状況が現れた時、無意識にどのように考えるでしょうか?

A:できる方法を考える
B:失敗した時の言い訳を考える

『前向きに考える』とはAのような考え方をすることです。
できる方法を考えようとすることで、困難な状況であっても解決策が生まれます。
解決策が生まれると、状況の解決に向けて行動に移すことができます。
行動に移した結果、困難な状況を解決する事ができると思います。

物事を成し遂げる人とそうでない人の違いは、できる方法を考えて行動するか、失敗した時の言い訳を考えて行動しないかの差だと考えます。

では“前向きさ”を身につけるためにはどうすればよいでしょうか?

困難を前にした時、前向きに考え行動できるかどうかはその人の考え方次第です。
そして考え方は変えることができます。
すなわち「前向きさは誰にでも身につけることができるもの」だと学んだことがあります。

しかし、分かってはいても一歩踏み出せず、常に“前向きさ”を持ち続けることも難しいと思います。

一歩踏み出すのに躊躇した時、私は上手くいった時のことを想い起こすことにしています。
困難と思われた種々雑多な事項を前にした時、過去上手くいった時のことを想い起こし、「前向きに」と自分に言い聞かせて行動することで、周りからの協力も得られ、無駄なくスケジュールが進められたことが多々あります。
想い起せる成功体験を積み重ねることも大切だと思います。

絶対にしてはいけないこととして、私自身に言い聞かせていることがあります。
それは、「あの人が悪かったから」「あれがダメだったから」というように、失敗の原因を自分以外に向けないことです。
誰しも完璧ではありません。
物事に失敗はつきものです。
失敗を成功に活かすためには、失敗の原因を自分に向けることが必要だと思います。

前向きな人

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