自己実現と社会貢献を志す人へ

先生&生徒のつぶやき

山下副校長のつぶやき

2024.10.16

お米作りと秋祭り

執筆者:副校長  山下 久夫 山下先生

私は大阪でお米を作っています。
お米作りは私にとってとても大事な仕事の1つです。
今回は日本の米作りと神社の秋祭りについて考察したいと思います。

日本は古くから稲作と地域の神々との関わりを大切にして文化を受け継いできました。
我が家ではお米作りを親から子へ代々伝授しています。
わたしも父から全て教えていただきました。
また今私はその文化を自分の子供に教えています。
これによって我が家では日本伝統の稲作文化を伝承できていると思います。

稲刈り

先日、稲刈りが終わり収穫できたときには、大自然とご先祖様や周りの人たちに感謝の気持ちが自然と湧いてきました。
本当にありがとうございますという気持ちになりました。
地元では、稲刈りが終わると秋祭りの準備が始まります。
これは収穫への感謝と来年の豊作を祈る重要な行事です。
今まではあまり興味関心がなかったのですが、地元神社の『氏子総代』という役をしてから、一つひとつの神社の行事の大切さが少しずつわかるようになってきました。

祭り

日本では稲作文化と信仰が密接に結びついた結果、今もなお多くの地域でお祭りがおこなわれています。
これはとても大事な行事だと思います。
これからも多くの人がご先祖に感謝し、日本の伝統文化を大切に守り、子孫へ少しでも引き継いでいければ嬉しいなぁと思います。

2023.06.15

人は人との出会いで成長する

執筆者:副校長  山下 久夫

人は生きていれば様々な出会いがあります。
それは全て必然であり、偶然は無いです。
そんなことないよという方もおられるかもしれませんが、全て必然と考えてみてください。
これは何を意味するのかと言いますと、自分を成長させてくれるものなのです。
この世に生を受けた時に、私の両親はこの私を大事に育ててくれました。
だから今の私があるのです。
人との出会いはここから始まっているのです。

では次の出会いはどこで誰と出会いましたか。
皆さんは覚えていますか。
色々な出会いがあったと思います。
人は人と出会うと嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、辛いことなどなど、様々なことが起こります。
その一つひとつが自分を成長させてくれるのです。
誰も楽しいこと嬉しいことばかり経験する人はいないのです。
悲しいこと辛いこともたくさん経験します。
どの経験も自分を成長させてくれます。
嬉しいことを経験すれば、同じことを他人にすれば喜んでくれますし、嫌なことを経験したら他人にしなければ良いのです。
同じ志を持つ人と出会うことができれば力を合わせて行動すれば良いのです。

今から3年前、私は奈良県にある学校に授業に行きました。
そこで3年ぶりに小野校長と再会しました。
その時、小野校長からRITA学園高等学校について色々とお話を聞かせていただき、数日後、今井理事長ともお会いすることになり、理事長からRITA学園高等学校の理念を聞かせいただいた時、その思いの素晴らしさにとても感動したのを覚えています。

やはり人との出会いは偶然ではなく必然だと感じました。
ですが、その出会いをどうするかは自分自身で考え、判断しなくてはなりません。
仮に悪い人に出会ったとしても同じで、どうするかは自分で判断するのです。
そんな時、自分の中でどうすれば良いかという判断基準をもつことが大事です。
この基準こそが最も大切です。
自分にとっても他人にとっても正しいものでなければなりません。
さらに大事なことがあります。
その基準は損得で考えるのではなく、善悪で考えるのです。
私がRITA学園高等学校に来たのは、自分の経験が生徒にとって役立つことになればいいなと思ったからです。
損か得かで考えていては良い方向に進むことはできません。
常に善か悪かで考えるようにしましょう。
多くの人と出会い、都度正しい判断で自分を磨き、素晴らしい人生を送りましょう。

出会い

2021.09.08

夢を実現するためにするべきこと

執筆者:生徒指導課長  山下 久夫

自分の将来を考えると不安になる人は多いと思います。
ではなぜ不安になるのか考えたことはありますか。
未来のことはいくら考えてもわかるものではないのです。
それを知りたい、分かりたいという自分の気持ちが先に立ち、分からないから不安になる。
だからまた考える、分からないという負のスパイラルに陥っているのではないでしょうか。

私も高校生の時は、大学に進学して英語をマスターしたいという夢があり外国語大学へ進学しました。
夢を持って大学に進学しましたが、教師になるために受験した教員採用試験が不合格、就職活動もしていなかったので、卒業後どうやって生活をすればいいのか不安になりました。
周りは就活をして企業の内定をとっていました。
ほぼ私だけが何も決まっていない状況でした。
これからどうやって生活費を稼ぐのか不安で、考えても分かりませんでした。
そこで、当時のクラブの顧問や先輩・友人に相談しました。
しばらくして顧問から電話があり「府立の工業高校で英語の教員の空きがあるから非常勤講師として教えに行くか」と言われ、何としてでも教師になりたかった私は行くことを決めました。

夢を実現するためにするべきことは、「やりたいことを書き出す」「ゴールを描く」「具体的な計画を立てる」「期限を決める」、あとは「出会う人すべてに感謝の気持ちを持つ」ことです。

私の経験上、自分が出会う人すべてに感謝の気持ちを持つことで、何かが自分に力をつけてくださり、自分を良い運命へと導いてもらってきたような気がします。
ですから、何事にも感謝の気持ちを忘れずにいます。
今、私がRITA学園にいるのもそのようなことからだと思います。
これからもずっと感謝の気持ちを持ち続けて生活していくつもりです。

感謝

2021.05.17

正直であること

執筆者:生徒指導課長  山下 久夫

人は正直であれば本当に幸せになれます。

ですが、正直者は馬鹿を見るという人もいます。
また正直者は幸せになるというのはきれいごとだという人がいます。
他に、何でも正直にしていたら損ばかりすると思っている人もいます。
現実世界はそんなに甘くないという人もいます。
実際にそう言う人は正直にしてきて損をした経験があるのでしょう。
失敗やミスを隠したりごまかしたりしている人の方が得をしているように見えたのでしょう。

このことについて少し利他的に考えてみましょう。
正直に行動して、「幸せになれる人」と「バカを見る人」には、ある違いがあります。
先日学校でこんなことがありました。
ある生徒のグループが選択授業中にドローンを飛ばしていました。
ところがその操作を誤ってしまいドローンが海へ落ちてしまったのです。
その生徒はすぐに、校長先生のところへ行き、「誤ってドローンを海へ落としてしまいました。本当に申し訳ございませんでした。」というと、校長はニコニコして「失敗はだれにでもあるから。」というだけでした。
校長先生はその生徒の正直な行動と他人のせいにせず自分の過ちを素直に認めたことを褒め、ドローンを海へ落としたことには触れなかったのです。
正直になるというのは勇気のいることです。
どんなことでも他人のせいにせず、誰に言われることなく自分で素直に行動することが大切なのです。
もし、その生徒が言い訳をしたり、他人のせいにしたりしていたら校長先生も簡単には許さなかったでしょう。

正直であり利他的に行動する人は決して他人の評価を下げたり、他人をバカにしたりしません。
自分に対してだけ正直になり、決して正直さを他人に求めないのです。
正直に生きることは自分の問題であって、他人の問題ではないのです。
そのことを混同する人がいます。
「俺が正直に言っているのに、あいつはなんだ。正直じゃない。」などと言ったりすると、せっかく勇気を出して正直に言ったことが悪い結果になってしまいます。

未来の自分を変えたいのなら今の自分の行動を変えることです。
信念と勇気をもって人として正直に生きていくことです。

その行いこそが皆さんの未来を輝かせます。

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