先生&生徒のつぶやき
2021.06.28
利他のこころ、まず「ありがとう」から
執筆者:事務次長 高橋 直美
先日、本学園の監事をされている十河会長の徳武産業へ訪問に行ってきました。
十河会長は、一見怖そうな方ですが(会長、すみません)、利他の心に溢れた仏さまのような方でした。
社員のため、地域の方のため、お客様のため、そして関わる全ての人に対しての想い、愛情は、お話を聞けば聞くほどため息がでるほどでした。
「利他学園」の利他。
自分のことより他人の幸せを願うこと。
たった2文字ですが、実践することは、無限に難しいですね。
ついつい自己的になってしまします。
まずは、相手への感謝の言葉「ありがとう」を一つひとつ増やしてみてはどうでしょう。
「ありがとう」を言われた相手は小さな幸せがもらえます。
小さな幸せを積み重ねましょう。
身近な存在の家族、友人には、かえって照れ臭くて「ありがとう」って言えないことはないですか?
例えば「今日のご飯美味しかったよ。ありがとう。」と一言。
私も、ちょっと勇気を出していってみます。
旦那様に…
「洗濯物、とりこんでくれてありがとう!!」
2021.06.17
感性を磨こう
執筆者:事務長 中川 英昭
本校のロビーには、生徒が作成した作品が展示されています。
どれも個性豊かな作品ばかりです。
創作を通して感性を磨くことは大事なことだと思います。
きれいな花を見たら、ああ美しいなぁと思い感じる。
美しい、楽しい、嬉しい、懐かしい、悲しい、苦しい、そうした感情を素直に感じ表現できる生き方を大切にしたいものです。
素直に感じ取って、「なぜ」「おかしい」と感じることも大切なことです。
しかし、きれいな花をみていても「きれいだなぁ、うつくしいなぁ」と感じられなくなったり、「おかしい」ことがあっても「おかしい」と感じ取れなくなったら大変です。
それには、自分の鏡を常に磨いて、形や姿が歪んだり、醜く映ったりしないように、日々自分自身を振り返り反省し、曇りかけたら磨いてきれいにしておきたいものです。
感性を磨くことで大事にしたいこととして、好奇心を持ち続けること、本物の人、もの、ことにふれることなどがあげられます。
もっと色々あるかもしれませんが参考までに…。
2021.06.07
ジメジメ、ベタベタ・・・・。
執筆者:保健課長 木村 千恵
「肌着」「着替え」でスッキリ!
保健を担当している木村です。
6月は雨の多い時季。
気温が高くなるだけでなく、湿気も多いので、汗をたくさんかきます。
そのままにしているとベタベタしたり、身体が冷えたりしてしまうので、汗をかいたらすぐにタオルやハンカチでふきとることが大切です。
そのためタオルやハンカチを各自で用意しておきましょう。
また、気持ちよく過ごすためのポイントとして大切なのは「肌着」と「着替え」です。
肌着をつけると、汗を吸い取ってくれるだけでなく、服の中の温度や湿度を保てるという効果があります。
着るものが増えるので暑くなってしまうようにも思えますが、実はよりさわやかに感じられるのです。
そして、こまめに着替えることで肌着のはたらきをキープすることができ、清潔に過ごせるのです。
汗をかくことは、もともとわたしたちが持っている、身体の熱を冷やすための素晴らしい仕組みなのです。
うまく活用して、暑い季節を乗り切りましょう。
2021.05.31
類推(るいすい)的な考え方
執筆者:情報システム係 是澤 龍一
数学を担当している是澤と申します。
今回は『類推的な考え方』をご紹介いたします。
平たく換言しますと「同じ要領で考える方法」です。
数学や物理の教科書における大半のページはどの分野でも同じ書き方をされているのをご存じでしょうか?
例→練習問題、ないしは例題→練習問題となっています。
このことからも分かる通り、『類推的な考え方』は様々な「数学的な考え方」の中でも難易度が低く且つ重要なのです。
『類推的な考え方』を用いたクイズコーナーを用意いたしました。
是非ご一考下さいませ。
2021.05.27
少数精鋭
執筆者:教務課長 藤原 彰将
皆さんは『少数精鋭』という言葉を聞いたことがありますか?
私の母校の卒業生で、1980年代の行政改革を先頭に立って推し進め、「行革の鬼」と呼ばれていた土光 敏夫(どこう としお)さんという方がおられます。
様々な企業の社長・会長を歴任し、日本経済界の頂点にまで上り詰めた一方で、普段はメザシと菜っ葉を好むという清貧な暮らしぶりから「メザシの土光さん」とも呼ばれ親しまれていた人物です。
そんな土光さんは『少数精鋭』という言葉について次のように語っています。
いかがですか?
皆「できること」と「できないこと」、「得意なこと」と「苦手なこと」があると思います。
それらを全部ひっくるめて、少人数の中で経験値を積むことで、得意分野を更に伸ばし、苦手分野を補えるように成長することこそが、少数精鋭のあるべき姿であり、もとからのエリートを少人数寄せ集めることに意味はない、と土光さんは仰っているわけです。
本校の特色のひとつとして、少人数制クラスの実施というものがあります。
そのような点からも、まさに本校はこの後者の意味の少数精鋭を実現することが出来る学校だと思うのです。
これを読んでいる皆も、今はまだ自分で「精鋭」だと胸を張って言えるような状態ではなかったとしても、この学校で仲間達と切磋琢磨(せっさたくま)して自分を磨き上げ、卒業していくときには立派な『少数精鋭』として羽ばたいていってくれると信じています。
我々教員も、生徒の皆も、少数だからこそ、できることがあるのです。