先生&生徒のつぶやき
2025.02.04
インターネット上でのコミュニケーション
執筆者:養護教諭 木村 千恵
SNSなどの普及により、お互い顔を合わせたり、声を聞いたりすることなく、色々なやりとりができるようになりました。
時間・場所・場面を気にせず、手軽で便利というメリットがある一方で、正しく自分の意見を伝えることや、相手の発言に対する意図を正しく理解することが難しいというデメリットもあるように思います。
「気づかないうちに相手を怒らせてしまった」「突然ひどいことを書かれて傷ついた」といった話もよく耳にします。
対面でのコミュニケーションであれば、表情や口調など、言葉以外の情報から相手の意図を読み取ることができます。
しかしネット上でのコミュニケーションは、言葉以外の情報がない分、対面以上にしっかりと相手の立場や状況を想像しながら意図を考える必要があります。
一次的な感情任せでの発言は控え、一呼吸おき、思いやりの心を持って人と接する、まさに『利他の心』が大切になってくる。
そんな世の中になったと言えるのではないでしょうか。