先生&生徒のつぶやき
2025年01月
2025.01.14
新年を迎えて
執筆者:副校長 山下 久夫
新年を迎えることができて喜んでいます。
新年を良い一年にするため、我が家では『しめ縄』『鏡餅』は自分たちで作って年神様をお迎えします。
まず玄関を掃除し、年末みんなで作った鏡餅をお備えします。
鏡餅は毎年12月30日にお餅つきをして、その時に作ります。
いつも多くの親戚や知り合いが集まり、とても楽しいイベントとなっています。
年神様は玄関が綺麗に掃除されている家にしか入らないそうなので、年末はしっかりと大掃除をしました。
年神様は家に入ったら、どこに宿るかご存知でしょうか。
昔から鏡餅に宿られると言われています。
鏡開きの日に年神様が宿った鏡餅を開いて食べることで、その力を授けていただき、その年家族みんなの無病息災を願います。
我が家では年神様が宿っている鏡餅を開いた後、今年は冷凍しました。
みんなで少しずつ食べ一年の健康を祈ります。
今年も家族みんな仲良く元気で過ごせますように。
2025.01.06
一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭
執筆者:教諭・事務員 渡邊 まゆみ
明けましておめでとうございます。
2025年、香川は雲ひとつない晴天に恵まれた穏やかなスタートとなりました。
皆さまにとって素晴らしい一年でありますよう、祈念申し上げます。
皆さん、初夢は見ましたか。
初夢って大晦日の夜に見る夢?それとも元日の夜に見る夢?と思ったことないですか?
私も考えたことがありますが、実はどちらでもいいそうです。
年明けに初めて見た夢が初夢なんです!
そして初夢といえば「一富士二鷹三茄子」と言われますよね。
江戸時代のことわざで、縁起のよい順に「日本一の富士山」「百鳥の王の鷹」「茄子は生すと成すをかけたもので生まれ成長するさま」だそうです。
でも、このことわざには続きがあるのをご存知ですか?
「四扇五煙草六座頭」(しせんごたばころくざとう)。
本当は十まであるそうですが六の後は不明だとか。
なにせ江戸時代ですからね…。
四の扇はその末広がりの形から商売繁盛や子孫繁栄の縁起物で、煙草は煙が上にのぼっていくことから縁起物とされているそうです(禁煙がご時世の現代では違うのかも)。
そして、座頭とは琵琶法師といわれる盲目の琵琶演奏家のこと。
剃髪のため、髪がない→毛がない→怪我ないと、家内安全の象徴とされていたそうです。
楽しい語呂合わせに日本語の奥深さや面白さを感じ、日本人って粋だなぁと思います。
私ごとですが、粋=着物(私の単純な思考回路)ということで、今年は着物を着る機会も増やしていこうかと思った元日でした。
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