先生&生徒のつぶやき
2024年09月
2024.09.11
高松キャンパス2024スタート
執筆者:教諭 田坂 寛
高松キャンパスが2024年4月からスタートして半年が経ちました。
現在、1年生2名と2年生1名の合計3名が、週2日または週4日通ってくれています。
そんな生徒たちのことを簡単ですがお話ししたいと思います。
初対面の3人でしたが、大人の心配はよそにあっという間に仲良くなりました。
1年生の男子生徒は、音ゲーが大好きで毎日自転車で通ってくれています。
もう1人1年生の女子生徒は、今まで勉強できなかった分を取り戻そうと、苦手な数学も「頭が痛い」と言いながら先生と一緒に頑張って勉強しています。
2人とも中学校時代は不登校でした。
2年生の女子生徒は、テニスがとても上手でみんなに優しく明るいムードメーカー。
2024年4月に県外から転校してきました。
生徒はみんな「高松キャンパスに来て良かった。」と言ってくれており、「早く新入生が入ってこないかな?」と、仲間が増えることを楽しみにしてくれています。
高松キャンパスを開校して本当に良かったと思います。
“みんなの楽しい居場所”になれるよう、引き続き私も頑張っていきたいと思います。
興味がある方はいつでもご連絡ください。
2024.09.10
手作りのプレゼントは『利他』か『利己』か
執筆者:事務長 髙橋 直美
子どもの頃から手作りが好きな私は、手作りのプレゼントをよくしている。
最近もプリザーブドフラワーやアルコールインクアートなどを作ってプレゼントした。
一見手作りの贈り物は、利他的に思えるが果たしてそうだろうか?
作っている方は、相手が喜ぶだろうと勝手に思いながら楽しい時間を過ごしている。
これは『利己』?
忘れもしない小学生の時、母にピンクッションを作ってプレゼントした。
その時は喜んでくれていたが、ある日なんとゴミに紛れて捨てられていた(田舎の昭和時代、チャボ小屋の下の五右衛門風呂の焚きつけ、小枝などを入れるところに一緒に捨てられていた)。
余りのショックで、「母ちゃんのバカー!」と泣き叫んだのを覚えている。
母にとっては、ありがた迷惑だったのだろう。
しかーし、子供が作ったものをゴミと一緒に焼くか?
今は笑って言えるが…せめてわからないように捨ててほしかったかなあ。
ちなみに、私は息子が小さいころ楊枝で作ってくれた指輪を今大事にもっている。
そういえば旦那にも、付き合っていた頃に作った2人の似顔絵のアップリケがついたジャンボクッションを、「もう捨てたら」といわれ泣く泣く捨てた。
幼い娘のために作ったものも捨てようかと思ったが、娘は「捨てないで」というので今も飾っている。
流石わたしの娘だ。
勝手に相手の好みを決めて、さぞかし喜んでくれるだろうと思うのは、想いの押しつけなのかもしれないと時々思うことがある。
卒業生のY君がいっていたが、『利他』と『利己』は表裏一体なのかもしれない。
それでも兎にも角にも手作りが好きな私は、また何かしら作ってプレゼントするだろう。
その際は『利他』の気持ちを持って、どうか受け取っていただきたい(笑)
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