先生&生徒のつぶやき
2022.01.20
まずはチャレンジ!
執筆者:経理 山根 博
私が若い人によく伝えることが「チャレンジしてみよう」ということ。
やったことがない事でも、自分が知らない素質を持っていたり、自分に合っていたりすることもあります。
「どうせできへんわ」とか「めんどいやろ」とか、最初から諦めてしまうのではなく、少しでも興味があるならば「どうすればいいのか」「どんなものなのか」調べてみたり、誰かに尋ねてみたりしてみると、案外「いけるかも!」と思うかもしれません。
60年ほど前、私が小学生の頃、NHKの番組で『ものしり博士』という楽しい番組がありました。
いろいろな題材を子どもたちと考え、ひも解いていく番組でした。
そして『ケペル先生』というキャラクターが毎回番組の冒頭でする挨拶が「なんでも考え、なんでも知って、なんでもかんでもやってみよう」でした。
当時、男の子の遊びは野球しかなかった時代で、少年野球チームもたくさんありました。
学年で一番体が小さかった私は、いつも運動場の端から野球をしている同じ町内の同級生を見ているだけでしたが、ある日友達が少年野球チームに入らないかと誘ってくれました。
「どうせできへんわ」と思っていた私に、彼がいろいろ丁寧に教えてくれたおかげで、6年生の時にはサードのレギュラーになることができ、やってみて良かったという思い出があります。
それからは、興味のあることはまずチャレンジしてみるようになり、中学校ではバスケットボール、高校では吹奏楽等々・・・そして、チャレンジすることは今でも続いています。
皆さんも、自分の中にある可能性を探ってみてはいかがでしょうか。
知らない自分が見つかるかもしれませんよ。